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2011年5月

2011年5月 1日 (日)

「スコット・ピルグリム VS. 邪悪な元カレ軍団」を観た!

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 ともかく観ろよこの×××!!

 【以下ネタバレあり感想】

 信頼できる男、エドガー・ライト監督の作品ということで自然とハードルが上がっていたが、そんなハードルとかどうとかはどうでもいい。凄い。

 擬音を視覚化させた映画っていうと「ひぐらしのなく頃に」を思い出すけど……思い出さないか、まぁちょっと今思い浮かばないけど他にもいくつかあると思う…けど、この映画程に違和感なく、いや違和感なくどころか格好良く、タイミング良く効果的に使われたものは無かったんじゃないだろうか…って言ってしまいたいくらい快感度合いが凄い!!「こんなん出来るんだ!」と終始感動しきりだった。

 あとね、エドガー・ライト監督っていうと「ショーン〜」にしても「ホット・ファズ」にしても所謂"かわいい"ヒロインは出てこなかった。でも今回は違った。
 主人公の(映画の中では)最初の彼女であるナイブスも名前に"ブス"って入ってるくせに笑顔がかわいかったり、本ヒロインであるラモーナもキュートだった…でもね、そんなのかるく凌駕してしまうくらいに、主人公であるスコットことマイケル・セラがかわいすぎるんだよ!!
 まぁハッキリ言って僕好みの顔であることは大きすぎるほどに大きいけど、その演技の所作、声の発し方、全てが人間的にかわいすぎる。上の絵は似なかったわ。こんなんじゃない。ごめんなさい。

 あと邪悪な元カレ軍団だけど、上の絵でも分かるように好きだったのは一番目の元カレであるインド系のマシューと、菜食主義の末サイキックとなった三番目の元カレのトッド。彼らはキャラの立ち方が映画っぽい敵だったように思う。マシューはインド映画を背負った存在だとして…笑、トッドも画としてかっこよかったし、彼に超能力を与えたヤツらも非常に映画的に盛り上がる存在として描かれてた。
 逆に、マシューとトッドと比べてしまうと、他の元カレたちはギデオンも含めてインパクトが小さかった。二番目の元カレは明らかに噛ませだからいいとして、個人的に一番目、三番目でテンションが上がりまくってしまった為、四番目のレズ以降のキャラクターにちょっと、ほんのちょっとだけど気分は萎んでいった。その分、主人公たちのキャラクターが掘り下げられたり、兄弟戦ではベックVSコーネリアスっていう音楽バトルが映像的にも盛り上がってて「BECK」も見習えよ!なんて良いところもあったんだけど、そこはちょっと、この映画で数少ない残念に思ったところ……だけど、原作ものを映画に凝縮したものだから、仕方ないこととは思う。それに7人もいる元カレ軍団だから、前半盛り上げて、中盤はサッと終わらせて…ていうのは中だるみさせない為のテクニックでもあると思うし。
 でもそう考えるとやはりラスボスであるギデオン戦は…楽しかった、楽しかったけど、これがラストバトルだ!!っていうカタルシスが欲しかった。1UPネタは、1UPが出てきた時点で予想できるものだったけど、それはいい。スコットが死んだ時のショッキングさが欲しいことは欲しかったけど、復活して一発でギデオンをのしてくれた時はサッパリしたから。ただ、そのあとナイブスととの2プレイヤー戦闘をする展開、面白くて嬉しくはあるんだけど、ちょっと「まだ続くのか」と思った。後々のナイブスとヨリ戻す?!展開の為に必要な伏線ではあるんだけど、あるんだけど…かなぁ。
 まあダラダラと小さい不満を書いたけど、ネガ・スコットの存在でそれ全部帳消しにできるからいいんだけどね。ネガ・スコット最高。

 スコット、ラモーナ、そしてナイブスを含めた「CONTINUE」カウントのラストはホント感動した。面白かったーーー!!!

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