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2009年5月

2009年5月24日 (日)

蹴・ら・れ・た・い

 1ヶ月ぶりの更新に緊張気味。ほんとは、1ヶ月更新しなかったことで、この1ヶ月という長さと、そしてその中身とは一体どんなものなのか、充実したものなのか、あるいは逆なのか、そんなことを書いたり、この1ヶ月よりもちょっと長いくらいかな?ノーパンで過ごしてみた感想とかを書いてみようと思っていたのだけれど、

 そんな場合じゃねーよ。

 「マッハ!」、「トム・ヤム・クン!」(両方とも未見、絶対に近々視る!)を世に送り出したブラッチャヤー・ピンゲーオ監督の最新作「チョコレートファイター」が5月23日より全国公開された!!

 ちょっとした機会があって、初日に早速、出演者である阿部寛さんの舞台挨拶付きのを観てきたわけなんだけども、ちょっとかなりドツボだった。
 なんたって主人公の少女”ゼン”の役設定が、自閉症の「あうっあうっ」ビョーキ娘、少女武術家…超強い、太眉、眼力バリバリ、ボサボサで重みのある黒髪、池脇千鶴ちゃんにちょっと似ている。パーぺき!!


Chocofai

 舞台上で阿部寛さんも仰っていたのだけど、”ブルース・リー”、”ジャッキー・チェン”という格闘映画の流れを汲み、かつ新たなガチアクションを成立させている今作、というより「マッハ!」からの作品群。そう、今確実に新しい流れが生まれ初め、僕らはそれを体験出来るということなんだ!!こんなに嬉しいことは無い。


 とりあえず以下、ネタバレまくりというか、視た人にしか分からない感想をダラダラダラダラ書きたい。


 ストーリーにそって。お父さんお母さんのラブシーン云々はとばして…、少女時代のボールキャッチが凄く格好良くてバカっぽくて良かった。子供時代のムンのデブかわい憎たらしいのも。あとお父さん人形って、なんかモナー系の顔してなかった?

 少女時代に集めてた透明な丸いカケラみたいなのが、物語の終盤でシリカゲルだった(?)と分かるっていうようなシーンがあったと思うんだけど、あれはどういうことだったんだ。お母さんのクスリに関係してた?あと、タイトルの”チョコレート”は、ゼンの好物がマーブルチョコレートっていうとこ以外に、何か深い意味はなし?かな。もしかすると視逃しているんじゃなかと不安になってる2点でした。

 大人になってからは、格闘格闘金返せハエ対策ってそんなんでOK?格闘!!…でお母さんハゲててショッキング!オカマ軍団わりと早めに殺され噛ませ犬すぎ、と思ったらオカマ軍団ブッ殺した日本人も噛ませ犬だった。そのまま物語は終盤へ。
 ゼンの最萌えシーンは、さらわれたムンを助け出す為にナンバー8の元へお母さんと一緒に乗り込んだとき、ゆらゆら椅子も持ってきていたところ。かわいすぎる!
 このあたりから目立ってくるのがナンバー8の不死身具合。腹あたりに銃弾喰らっておきながら、わりと元気。ラストのビルの壁面バトルでも、元気元気。あとゼンが倒したと思われた敵方のわりと強いオッサン(バンダナ)も、後になってまた出てきたり、そこは少女格闘家故の攻撃力不足をあらわした演出なのか、すごくアクション出来る人だから沢山使いたかったのか。
 パパこと阿部寛さんの突然出てくるのに笑う。無駄に言葉とかで「娘よ…」みたいなのを入れなかったところは凄く好感が持てたけど、アッサリしすぎている感じもあって、「あれ、パパ勝手に闘って勝手に死んでしまった…」なんて思っていたら、ラストで普通に生きていて一瞬ビックリしたけど、まぁ生きてないといけないよねって、それよりムンの無視され具合に笑う。仕方ないよ、ムンくん演技のアクションが一々わざとっぽすぎるし、「ハエだ!」ってもう今更言う必要あんの?!な、出過ぎたまねもあったしさ。
 大事なことは言うまでもない、愛だ!!という阿部寛さんのナレーションでしまる映画は、ジャッキー映画以上に内容の無い今作に、凄く良いB級臭を擦りつけたようで、むしろ良え!!
 EDのジャッキー映画よろしくなNGシーン、というかむしろ生傷ドキュメンタリーは、ジャッキー映画などにおけるNG集のようなサービス要素ではなくて、「この映画の物語云々はわりと無視していいんで、アクションを視よ!!」というメッセージかとも思えた。「これだけ頑張ったんだから、視せない手はない」という意思を感じてしまうと、このシーンは余計なだけのものになってしまうかも。
 中身のなさ、おそらく狙ってはいない部分でのアラの微笑ましさ、ちょっとしたエグさ、アクションの爽快さ、主人公のまさに”萌え”と例えるしかない素晴らしさ。いい映画だった!!


 ネット上の感想サイト視て気付いた体たらくだったんだけど、格闘シーンをコピーする能力ってのは、つまりサヴァン症候群なのか。たしかに、動体視力どうこうじゃ片付けられないコピー能力の早さだった。

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