みうら巡行の開始
みうらじゅん信奉者たちの大体は、自分がみうらじゅん本人になりたいと思っている。
これは、みうらじゅんさんがボブ・ディランになりたかったように、「憧れている人物になってみたい」という彼の思想をなぞらえたものだと言えるだろう。
そして当然、「遅れてきたみうらじゅん信奉者(自称)」である僕も、もちろんである。
話は変わって、武蔵野美術大学の学園祭に行ってきた。
ムサ美と言えば、水木しげる、山藤章二、くらもちふさこ、黒鉄ヒロシ、今敏、辛酸なめこ、リリー・フランキーなどなどのビッグネームらが学び、そして当然、我らがサブカルキングみうらじゅんも卒業した美術学校である。
実は、僕の幼稚園からの友人がムサ美に通っていて、なんと自身が描いた漫画を販売するというので、これは行かねばならん!といざムサ美へ乗り込んだわけだ。
「うわーすげー、美大ってすげー!」と興奮している最中、とんでもないことが起こった。
まさか、こんなことってある?
ぎゃあーーーーーーーーーーーーーーー!!
テンガロンハットに長髪、そしてグラサンに柄シャツに杖……。
見まごうことない……、ま…まさに、みうらじゅんその人ではないか??!!
僕の心臓の鼓動は高まった。舞台上では何度か、そのお姿を拝見したことはあったが、こ…このシチュエーションは、こ…これは……、と興奮しつつも、冷静に写真の人物を凝視した。
なんか、あれ?
若い?…若くて…、なんかMJのカッコいい感じがなく、むしろイケてない感じ。オーラというものがあるとしたら、皆無。んお?…何だ?
まさか…これって……、
俺は失望した。みうらじゅんコスプレかよ!一体誰がそんなことするんだよ。駅のトイレで着替えてさ、清掃員のおばちゃんまじビビり、電車乗ってさ、近づいてきた子供をお父さんがとっさにガードとかされたりしたら恥ずかしくないのかね!!
いくらお祭りだからって、ちょっとはしゃぎすぎじゃないの!!
なんか近づいたら、「これが僕の長い『みうら巡行』の始まりなんだ…」てなことを小声でボソボソ喋っていたよ。全く何言ってんだか!!
しかも1時間くらいしたら、頭がムレたうえに、グラサンのサイズが合ってないから米神が痛いらしくて、3800円くらいのカツラと100円ショップで買ったようなグラサンを外しちゃうし。どうせやるなら、最後までやりきれよな!!
学内に入ったら、それはもうチヤホヤされるもんと思ってたら、結局露店の学生(それも男子)に「おーい、みうらじゅ〜ん」とかって適当に煽られただけだったからやる気無くしたなんてことは言わせないからな!
まぁでも、ムサ美祭自体は、滅茶苦茶楽しかったから良かったけどさ!!
ん?誰が楽しかったって、いや、俺がだよ。だから俺だって。俺?俺って誰だって?いやだからさ、それは…俺…だよ。こいつが……俺が、俺で…こいつで………アンポンタンボカン!!
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コメント
楽しかったです。
投稿: nakamura | 2008年11月 3日 (月) 23時09分
凄く久々に学園祭ってのを満喫したよ!
投稿: 管理人 | 2008年11月 6日 (木) 01時58分