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2008年4月

2008年4月18日 (金)

「花粉症と僕」後編

書き途中
 僕は花粉症だ。

 そして、変質者となった。

 花粉症になるということはつまり、変質者となる。そういう運命なのである。残念ながら。

 僕は相も変わらず、メガネを曇らしながら街を歩いた。
 ある時は、変質者になると決めたにもかかわらず、少なからずの抵抗を試みたりもした。色メガネである。といっても、先入観をもって他人を視る方のではなく、文字通りの色つきメガネだ。
 何年か前に、何を思ったか買った、下半分だけ薄く色の入った、そうヤーさんよろしくなメガネだ。変質者的人間がヤーさん系メガネをかけていう状態って、最早これ犯罪者じゃねえか、とか思いながらも、でもこのメガネって側面にもレンズがついてるタイプだから、花粉を防ぐことに関しては滅茶苦茶重宝してんだよね、とかなんとか。

 そんなわけで、数々の変態的行為により、よもやお縄か?なんてことになっていた俺様であるが(そんな文脈が何処にあったかなんてのは言いっこなしだぜ)。ある時、フッと導かれるようにドラッグストアに足が向かった。
 「ふ…変質者の俺には、最早ここは変態的グッズの宝庫にしか視えないぜ」
 なんつーことを胸に秘め、マスクの内ではニタニタしながら物色なぞしていると、そこにソレは現れた。

書き途中

 「え…?」

書き途中

 「なんだと………?」


 それはメシア(救世主)だったと言って良い。いや、ミューズ(女神)だろうか。
 説明せねばなるまい。
 昨今「メガネメガネ…」などともてはやされている時代であるが、その影響は花粉対策グッズ界にも影響を及ぼしていたのだ。まず言っておかねばならないのは、おそらく、「メガネ用のマスク」というものは古くから存在していたのではないかと推測する。こんな簡単な構造に昔の人が気付かなかったという方がおかしい。しかし、「メガネ用の花粉対策マスク」となってくると話は別だ。
 詳しく調べていないので分からないが、それすらも以前から何処かにあったのかもしれない、が、今年ほど大々的にそれが宣伝され、各商品に蔓延し、普及したことはなかっただろう。

 最早お馴染み、「ユニ・チャームの超立体マスク 花粉用」もといキャシャーンマスクを視れば分かる。お気づきだったろうか、今年から「ユニ・チャームの超立体マスク 花粉用スーパー」というものが店頭に並び始めたことを。
 このスーパーというのは、先に挙げたマスクと同様、「ノーズクッション」なるものが採用されたものなのである。

書き途中
 (視よ!これがノーズクッションである)

 花粉マスク界のドン「ユニ・チャームの超立体マスク 花粉用」が「ユニ・チャームの超立体マスク 花粉用スーパー」となりノーズクッションを採用した。そして先に挙げた写真商品のようなものたちが、次々と後を追った。そう…これは、

 花粉対策界ノーズクッション時代の幕開けである。

書き途中

 曇りの無いメガネの綺麗に透き通ったレンズは、まるで心の清らかさを表しているようではないか。
 こうして僕は無事に変質者の道を進まずに済んだ……




 はずだった…!!

 一時期変質者となっていた私は、あのノーズクッション大革命によって事なきを得た。これは確かなことだった…!

 しかし!花粉シーズンが過ぎ、メガネをマスクをとった時に気付いたのである。

書き途中

 「俺は元々が変質者だったてことをな!!」







 ズコー!!            完

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